研究課題/領域番号 |
08457034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小野 輝夫 新潟大学, 医学部, 教授 (00000927)
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研究分担者 |
熊谷 英敏 新潟大学, 医学部, 助手 (20281008)
榊原 順 新潟大学, 医学部, 助手 (90242403)
藤井 博 新潟大学, 医学部, 助教授 (90165340)
星野 力 新潟大学, 農学部, 教授 (30165542)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | スクアレン・エポキシダーゼ / ラノステロール合成酵素 / コレステロール / 転写調節 / SREBP / NF-Y / 転写因子 / 膜結合領域 / 転写調整 / スクアレン・エポキシダーゼ(SE) / 遺伝子構造(イントロン-エクソン構成) / HeLa細胞 / 発現調節 / プロモーター領域 / 染色体8 / D8S508 |
研究概要 |
コレステロール生合成系の後段階酵素のうち、ひと、ラットのスクアレン・エポキダーゼ(SE)及びラノステロール合成酵素(OSC)のcDNA並びにgenome DNAのクローニングを行い、その塩基配列を決定した。SE genome DNAはエクソン11,イントロン10よりなり、これをプローブにヒトSE遺伝子が第8染色体のテロメア近傍のq24.13-qに局在していることを明らかにした。HeLa cellを用いたSEのコレステロールによる発現を検討し、SEがHMG-CoA還元酵素、LDL受容体同様に転写レベルでステロールによる調節を受けることを明らかにした。また5'及び3'から欠失させたラット及びヒトプロモーターを用いたルシフェラーゼアッセイにより、ステロールによる制御に必要な2つの領域を同定した。ゲルシフト解析及び過剰発現させた結果から、制御領域Iにはsterol regulatory element binding protein (SREBP)が結合して、実際にその制御に関わっていることを示した。またもう1つの制御領域にはNF-Y結合配列が含まれていた。 これまでラット、ヒト、マウス、分裂酵母、のSEcDNAを単離しその一次構造を決定したが、ドメイン構成として膜貫通ドメインは生物種で異なり哺乳類では4回、パン酵母、分裂酵母、カンジダでは2回と推定され阻害剤の生物種特異性との関連が示唆される。生物種に拘わらず2個の高度な保存領域I、IIが存在し、トリチウム基質アナログのフォトアフィニティーラベルではΔ^<100>-RSEのN端から始まる分子量約12,000の保存領域Iを含むポリペプチドに標識を検出した。一方、競争性阻害を示す阻害剤アナログでは保存領域IIの直後のトリペプチドに標識を検出した。従って、保存領域I及びIIは立体的には近くに存在して基質結合部位を形成していると推定される。
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