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運動が男性の生殖機能に及ぼす影響について

研究課題

研究課題/領域番号 08457131
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関鳥取大学

研究代表者

清水 克哉  鳥取大学, 医学部, 教授 (80032324)

研究分担者 椎名 健  図書館情報大学, 教授 (70093599)
西沢 富江  鳥取大学, 医学部, 助手 (30283980)
加藤 敏明  鳥取大学, 医学部, 助教授 (80161107)
宮川 征男  鳥取大学, 医学部, 教授 (60006781)
能勢 隆之  鳥取大学, 医学部, 教授 (10032195)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1997年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1996年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
キーワード男性の生殖機能 / 精子数 / 精液量 / 精子運動率 / 運動習慣 / 総コレステロール / 中性脂肪 / 精子数減少 / 運動不足 / 生殖機能 / コレステロール / テストステロン / アネロビクス / エアロビクス / トレーニング効果
研究概要

デンマークのスカッべック博士らによって、現代の男性の精子数が約50年前と比べると半減しているという調査報告がなされて以来、各国で追試の調査が行なわれているが、これまで減少傾向を示唆する報告が多くみられるものの否定する結果もあり、詳細については明確になっていない現状である。
本研究では、鳥取大学の学生を対象として、健康な青年男子の生殖機能の現状と運動や生活習慣等との関連についての資料を得るために、まずアンケート調査を行い、その中から精液提供を受諾してくれた73名の精液検査及び血液検査を行った。
全体の生殖機能面での現状は、平均精子数は1mlあたり約1億2000万個であり、この数値はWHOの最低基準値2000万個以上をはるかに上回った値であり、50年前の値と比較しても減少傾向は認められなかった。平均精液量は2.93mlであり、WHの最低基準値2.0ml以上を上回っていた。平均運動率は56.5%であり、この値もWHOの最低基準値とされる50%を若干上回っていた結果であった。
運動群と対象群の比較では、両群における精子数はまったく差が見られず、精液量と精子運動率は、わずかに対象群が上回ったものの有意な差ではなかった。TG(中性脂肪)は運動群の値が対象群に対して有意に低く(p<0.05)、T-Cho(総コレステロール)には差は認められなかった。
精子数と精子運動率との間には、有意な相関が認められ(p<0.01)、精子運動率と精液量との間にも有意な相関が認められ(p,0.05)、精子運動率とTGとの間にも有意な相関が認められた(P<0.05)

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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