研究課題/領域番号 |
08457565
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
飯田 順一郎 東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (90151232)
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研究分担者 |
相馬 邦道 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10014200)
野田 隆夫 東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (10251539)
割田 博之 東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (30262207)
石田 哲也 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (80211043)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1996年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | 歯根膜微小循環系 / 咬合力 / 圧迫刺激 / 血管作動物質 / 動物実験 / 有限要素モデル |
研究概要 |
研究代表者らは、歯根膜微小循環系の維持に咬合力が及ぼす影響について明らかにするために、以下の検討を行った。 1.咬合力を想定した0.5秒から1秒周期の機械的な圧迫刺激を微小血管に加えることができるよう、既存実験手法に改良を加えた。 2.1の改良実験系をもちいて、機械的な圧迫刺激に対する微小血管の反応を血管透過性亢進反応および白血球動態の変化等の観点から検討し、第29回大韓歯科矯正学会学術大会にて発表した。また、微小血管の反応が加齢により変化することを第55回日本矯正歯科学会総会(福岡)にて発表した。 3.2でえた微小血管の反応が、いかなる血管作動物質よるものか検出するために、微小血管の凍結切片を作成し、各種の因子について免疫組織学的手法を応用した。その結果の一つとして、p-selectin等の発現部位と量について考察を加え、第22回日本微小循環学会総会にて発表した。 現在は、上述の手法を用いて、刺激を与えた後どの程度の時間で如何なる因子が出現するのかについて検討を進めている段階にある。 計算力学的解析としては、本実験の微小血管周囲および血管の有限要素モデルを作製し、現在は、各組織の性状データの設定を進めているところである。
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