研究課題/領域番号 |
08457650
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
広瀬 たい子 北海道医療大学, 看護福祉学部・看護学科, 教授 (10156713)
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研究分担者 |
浜田 裕子 (濱田 裕子) 北海道医療大学, 看護福祉学部・看護学科, 助手 (60285541)
篠木 絵理 北海道医療大学, 看護福祉学部・看護学科, 講師 (00275497)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1996年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | Joint Attention / 母子相互作用 / 障害児 / 言語発達 / 看護 / 乳幼児 / 認知発達 / 母子看護 |
研究概要 |
生活年齢11-39ケ月で、発達年齢1-24ケ月の16組の障害児(脳性麻痺と発達遅滞)とその母親を対象とした。 母子相互作用とjoint attentionの関係に、一定の傾向性はみられなかったが、障害の程度とjoint attentionの出現頻度には関係性が認められた。四肢麻痺がある方がjoint attentionの出現頻度が低い結果であった。また、障害児の母親は、高い育児ストレスを持ちながらも比較的良い母子相互作用を持っていた。このように、基礎資料としての記述的データを得ることができた。 健常児とその母親は、13ヶ月時に44組、18ヶ月時に40名、24ヶ月時に39名を対象とした。Joint attentionの発達的変化は、passive joint attentionが発達とともに増加し、先行文献に報告された結果と一致するものではなかった。Joint attentionと言語発達の関係については、先行文献の報告と一致し、joint attentionが多いほど、言語発達も良好であるという結果であった。母子相互作用とjoint attentionの関係性についての分析はこれから行う予定である。 なお、障害児と健常児の比較分析は行わなかった。障害児と健常児の発達年齢をはじめとした、母子の属性を比較可能なものにすることは不可能であった。今後の課題としたい。本研究によって得られた基礎データや、知見を活用し、次の段階の研究に進め、発展させたい。
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