研究課題/領域番号 |
08458114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学一般・原子力学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 正知 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (40117122)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | 高レベル放射性廃棄物 / 水 / 蒸気圧 / ベントナイト / モンモリロナイト / フミン酸 / トリチウム / 拡散 |
研究概要 |
高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価上、処分体系を構成する工学障壁材の一つである緩衝材の特性評価が欠かせない。緩衝材は地下水を吸収しており、たとえば数千年後、固化体から放射性核種が漏洩した場合、核種はこの地下水を媒体として移行する。そこで、 1.緩衝材のベントナイトの主要構成鉱物であるモンモリロナイトに含まれる水の特性評価に関する熱力学的研究(公表済み) 2.ベントナイト中の水の動的特性について検討するため、トリチウム、その他のイオンの拡散係数とその温度依存性の研究(実験中、一部公表済み) 3.ベントナイトをはじめとする粘土中の水に含まれる有機物は核種と錯形成し、核種移行挙動に影響を与える可能性がある。そこで、天然の有機物であるフミン酸と核分裂生成元素やアクチニド元素であるSr(II)、Eu(III)やNp(V)の錯形成定数および粘土鉱物に対する収着に与えるフミン酸の影響(Srの錯形成については公表済み)に関する研究を行った。
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