研究課題/領域番号 |
08458224
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
石浜 明 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 教授 (80019869)
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研究分担者 |
藤田 信之 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 助手 (90173434)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1997年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1996年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | 転写制御 / 転写装置 / 蛋白質間相互作用 / 蛋白質DNA相互作用 / RNAポリメラーゼ / 人工プロテアーゼ / 人工ヌクレアーゼ / 転写因子 / DNA-蛋白質相互作用 / 蛋白質-蛋白質相互作用 / 分子集合 / 構造-機能相関 / 大腸菌 |
研究概要 |
遺伝子発現制御の本質は、多種多様の転写調節蛋白因子や転写調節DNAシグナルとの相互作用によって、RNAポリメラーゼの特異性が変化し、その結果、転写対象遺伝子が変動にすることである。RNAポリメラーゼの特異性変化の機構を解明する目的で、大腸菌に約100種存在すると推定される大腸菌各種転写因子との接点を、RNAポリメラーゼ分子上に、アミノ酸配列の水準で同定することを目指した。まず、それぞれの転写因子と筆触不能となったRNAポリメラーゼ変異体を多数単離し、変異の位置を決定することから、接点を予測した。こうして得られた予測は、蛋白分子間クロスリンク法、接点特異的化学的切断法などの化学反応を利用して実証を試みた。特に、我々が最近開発した、人工プロテアーゼ活性、人工ヌクレアーゼ活性をもつFe-BABAをRNAポリメラーゼ各サブユニットに共有結合で固定し、その領域と接触する相手蛋白質またはDNAを接点で切断し、切断点をヌクレオチドまたはアミノ酸配列から同定することで、接点の直接証明する方策が成果をもたらした。この成果は、転写制御の研究に突破口をもたらしたのみならず、生命現象各分野での、分子間コミュニケーション研究に広く適用できるために、高い評価を得た。
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