研究課題/領域番号 |
08458295
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
斎藤 正男 東京電機大学, 工学部, 教授 (60010708)
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研究分担者 |
川澄 正史 東京電機大学, 工学部, 講師 (40177689)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 福祉機器 / 介護機器 / 安全性 / 不安感 / 事故情報 / 高齢者支援機器 / 移動・移乗機器 / 事故 / 恐怖感 |
研究概要 |
介護機器は専門家の手を離れて使用されるから、安全で快適に使えるよう家庭機器なみの配慮が必要である。物理的安全性については製造側で考慮されているが、思いがけぬ使い方に対する安全性の配慮が必要である。いっぽう性能は充分な機器が、不安、不愉快であるとして拒否される話を聞く。非専門家であり機器に親和感を持たない高齢者を想定し、なお受け入れられる機器を設計する必要がある。代表的な移動・移乗・移載機器について、福祉機器事故情報から事例を引き出し検討した。心理面の問題は苦情等には現れにくいので、具体的な機器の構造に基づいて一般的な考察を行った。特別養護施設やウェルフェア・テクノハウスなどについて実情を調査した。また不安感について簡単な実験的検討を行った。 事例には製造側の注意事項を守らないための事故、あるいはが操作上のパニック状態が多いが、ユーザの不注意として片付けるべきでない。フ-ルプル-フ設計として、指針を与えることができる。不安感については転落など危険の予想、自分の状態の把握、過度の振動など環境条件、視界と介護者とのコミュニケーションなどの項目が指摘される。また一般的な事項として、介護者への気兼ね、介護されることの恥じらい、逆に自力で移動する喜びなどが指摘される。結果としてハードウェアには思いがけぬ事態への対処、心理面では安心感と楽しさという要素を入れた設計指針を提起する。
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