研究課題/領域番号 |
08459024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 名古屋商科大学 |
研究代表者 |
小松 昭英 名古屋商科大学, 商学部, 教授 (70234870)
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研究分担者 |
小原 重信 千葉工業大学, 工学部, 教授 (00233601)
西尾 雅年 千葉工業大学, 工学部, 教授 (80228155)
進藤 昭夫 名古屋商科大学, 商学部, 教授 (60308830)
栗本 昌英 名古屋商科大学, 商学部, 教授 (40085072)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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キーワード | 情報システム / ネットワーク / バーチャル / MES / 経営戦略 / ERP / 企業組織 / サプライチェーン / MRP / グループウェア / CIM / 分散制御 / CALS / AHP |
研究概要 |
一般に生産企業は、企業統合に代わる情報提携によりバーチャルカンパニーを形成し、自社にはない優れた他社の技術を組み込んで、その企業の競争力を高めようとしている。さらに原材料の調達、生産、加工、保管、運搬、流通などの全てのビジネスプロセスを網羅するサプライチェーンを形成し、生産優先の押出型生産に代わって顧客優先の引出型生産を実施するという変革を遂げつつある。この変革の一端を担っているのが、企業の主要な活動分野の一つであるロジスティクスを対象としている、統合業務パッケージ(ERP)システムである。このERPは、標準的なビジネスモデルから構成され、リアルタイム処理を前提にしており、グローバルスタンダード機能を持っており、サプライチェーン形成も容易にしている。しかしながら、生産管理については資材所要量計画(MRP)にもとづいているため、一般に製造プラントの制御システムとの間にギャップがある。そのギャップを埋めるのが、統合製造情報システム(MES)である。このMESはオフィスベースのビジネスシステムと生産プラントの制御システムを連携・連動させることになる。すなわち、プラントセントリック・サプライチェーンの形成である。一般に、ビジネス情報システムはプレゼンテーション、ビジネスロジック、リレーショナル・データベースの3層構造から構成される。同様に、オペレーション情報システムも、プレゼンテーション、オペレーションロジック、リアルタイム・データベース、プロセスコントロールの4層から構成されると考えることができる。したがって、ERP-MESの統合システムは、オフィスユーザおよびプラントオペレーター向けが並立するプレゼンテーション、ビジネスロジック、リレーショナル・データベース、オペレーションロジック、リアルタイム・データベース、プロセスコントロールの6層からなる複合構造を持つと考えることができる。
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