研究課題/領域番号 |
08554001
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 修二 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025483)
|
研究分担者 |
若木 守明 東海大学, 工学部, 教授 (20100993)
平尾 孝憲 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (00293689)
長田 哲也 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80208016)
片座 宏市 東京大学, 理学部・天文学教育研究センター, 助手 (70242097)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1997年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1996年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
|
キーワード | 赤外線アレイ検出器 / インジウムアンチモン / 水銀カドミテルル / マックス / メシアIV / 多点温度制御装置 / MesiaIV / マルチアレイ読みだし回路 / 赤外線検出器 / InSbアレイ / 素子評価システム / メシア-III |
研究概要 |
2次元赤外線アレイセンサーの標準的評価システムを構築し、センサーの評価を行い、選別をする。そのための評価システムを構築して試験を行なうことが目標である。現在、2種類の評価システムが完成して、様々な赤外線センサーの評価に使われている。今後、多種多様なセンサー素子に対して対応できる。 中屋が開発したMACS(Multi-Array Controller System)はAladdin/HAWAIIの双方に対応、かつ複数のアレイを同時に動作できるシステムである。 前述のように我々はSBRC社のInSb:Aladdin 1024×1024(動作温度30〜40K)およびロックウエル社HAWAIIアレイ1024×1024(動作温度60〜70K)のテスト用クライオスタットを各一台ずつ製作して、温度/雑音環境を整備した。AladdinおよびHAWAIIの検出器周辺(ファンアウト/AD変換部)を設計製作した.それを使ってマルチプレクサーを動作させた。 評価システムも構築でき、Aladdin/HAWAII 1024×1024アレイ用のクライオスタットの外観を各章の最初に掲げる。それによってマルチプレクサーを動作させて撮った“画像"が 別冊報告書のI章とII章の表紙の次に掲げてある。これで一応の目標:赤外線センサーの評価システム Evaluation System of Infrared Array Sensors は達成できた。さらに、メシア-IIIを拡張したメシア-IVを開発製作した。 また、素子周辺の温度を一定に保つ温度制御システムも自主開発した(Zentech-TC)。評価システムでは一台の素子の温度コントロールで済む分はLake ShoreのTC(Model 330)を使用している。複数のアレイ評価/比較にはZentech-TCを使用することができる。
|