研究課題/領域番号 |
08555130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
立川 康人 (1997) 京都大学, 防災研究所, 助教授 (40227088)
高棹 琢馬 (1996) 京都大学, 工学研究科, 教授 (30025895)
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研究分担者 |
市川 温 京都大学, 防災研究所, 助手 (30293963)
堀 智晴 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20190225)
立川 泰人 京都大学, 防災研究所, 助教授 (40227088)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | データベース / 地形データ / 分布型流出モデル / 河道網 / 空間情報 / 国土数値情報 / 地理情報システム / 流域管理 / リモートセンリング / 土地被覆分解 / 亜素モデル |
研究概要 |
流域総合管理のための水理・水文情報には雨量・水位・流量などの時系列データと地形・土地利用などの流域場に関する情報がある。ここでは流域場に関する情報に注目し、水工学上有用となるデータ形式とその流れの数理モデルとの統合に関して取りまとめた。 最近、地形に関するデータセットが高分解能でかつ非常に安価に入手できるようになり、分布型流出モデルが実用的なモデルとなる下地が整って来た。このようなデータを水工学、特に流れの数理モデルへの適用を考える場合、重要なのは、どのような情報をどのようなデータ形式で整備するかということである。そこで、河道追跡モデルや斜面流れのモデルを構築する上で、どのようなデータ形式が合理的であるかを考え、地形情報を加工するシステムを開発し、地形データセットと流れのモデルの統合を図った。開発したシステムを以下に列挙する。 1.画像化された地図情報をデータソースとする場合の河道網データセットの生成システム 2.国土数値情報をデータソースとする場合の河道網データセットの生成システム 3.DCW(Digital Chart of the World)とGLOBE(Global Land One-km Base Elevation)をデータソースとする場合の河道網データセットの生成システム 4.国土数値情報をデータソースとする斜面系データセットの生成システム また、ここで生成したデータセットを入力とする以下の流れのモデルを構成し実流域に適用した。 1.集中型 Kinematic Waveモデルによる河道流れの追跡システム 2.Dynamic Waveモデルを用いた河道流れの追跡システム 3.Kinematic Waveモデルによる流域斜面での流出シミュレーションシステム
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