研究課題/領域番号 |
08556049
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土井 邦雄 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70155612)
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研究分担者 |
木村 透 日本農産工業(株), 中央研究所, 主任研究員
板垣 慎一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (00159823)
中山 裕之 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40155891)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
9,900千円 (直接経費: 9,900千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | ヘアレス犬 / ニキビ治療薬 / 発毛促進剤 / 脱色素剤 / 薬効評価系 / 日焼防止剤 / 皮膚老化防止剤 / 育毛剤 / 薬効評価素 / 発毛促進薬 / 紫外線 / 皮膚反応 / サンスクリーン剤 |
研究概要 |
実験用ヘアレス犬(LHD)は申請者らが開発した常染色体性単一優勢遺伝子支配による無毛形質を有する実験動物で、ヒトのそれに極めて良く類似した皮膚性状を有している。最大の特徴は表皮にメラノサイトを有し、紫外線に良く反応することで、その他の特徴としては、若齢時には毛包原器が存在すること、自然発症性のニキビの形成がみられること、加齢に伴い老人性色素斑が現れること等が挙げられる。 上述したLHDの皮膚の特徴を利用して、数種の医薬品・化粧品開発におけるLHDの有用性を多角的に解析し、従来の薬効評価試験系と比較した結果、LHDは下記のような多様な、かつ、高度の有用性を示すことが明らかになった。 1. サンスクリーン剤の日焼け防御効果の評価試験系 2. インドメサシンの日焼け防御効果の評価試験系 3. 発毛促進剤の薬効評価試験系 4. ニキビ治療薬の薬効評価試験系 5. 老人性色素斑の治療薬の薬効評価試験系 6. 皮膚老化防止剤の薬効評価試験系 LHDは現在上述した薬効評価試験系として実際に活用されている。
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