研究課題/領域番号 |
08557031
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
高野 健人 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (80126234)
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研究分担者 |
志村 孚城 富士通研究所, 主席部長
岸 幸夫 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (70186211)
野城 真理 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (80014231)
中村 桂子 東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (00211433)
高野 絹子 (高崎 絹子) 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (50100607)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1997年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 在宅テレケア / 遠隔医療 / 生体計測センサ / 電子カルテ / テレビ電話 / 高齢者 / リハビリテーション / QOL |
研究概要 |
人口の高齢化ならびに疾病構造の変化に伴い、効果的・効率的な在宅ケアシステムの構築.整備が急がれている。近年、情報通信技術の発展は目ざましく、動画通信を中心としたマルチメディア技術のベースは整いつつある。しかしながら従来の実験研究では、1.高齢者にとっての使い勝手、2.センター側の情報のファイリング機能、3.ケアをする側相互の連携の支援、4.バイタルサインの情報の活用支援について検討すべき課題があった。 そこで、実際の在宅ケアの現場での実証的な検討により、マルチメディア技術を応用した新たな在宅テレケア用端末・センター装置が最も効果的に活用されるために必要なマルチメディアによる実用的な在宅テレケアシステムの確立、在宅ケアに関わる医療・保健・福祉の諸制度の要件を明らかにすることを目的とした研究を行った。1.汎用のテレビ会議端末を用いた在宅テレケア総合実験を行い、新しいテレケアシステムに必要な技術要件を明らかにした。2.効率的な在宅テレケア支援システムのためのセンター用ソフトを開発した。3.在宅ケア用の心電計を試作しその信頼性を検討した。4.試作した在宅ケア用センサを在宅テレケア端末に組み込む技術を開発した。5.新しいテレケアシステムにより在宅テレケアを実際に行い、効果的なテレケアを実施できるかどうかについて評価を行った。6.マルチメディアによる効果的な在宅テレケアシステムのプロトコルを作成した。7.今後のマルチメディア時代に対応した在宅ケアの環境整備の諸条件を明らかにした。
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