研究課題/領域番号 |
08557123
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
塩入 孝之 名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (20012627)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1996年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 鉄キレート剤 / 植物生理 / ムギネ酸 / 2′-デオキシムギネ酸 / ニコチアナミン / 生合成中間体 |
研究概要 |
我々はすでにムギネ酸、3-エピハイドロキシムギネ酸、2′-デオキシムギネ酸、ニコチアナミン,2′-ハイドロキシニコチアナミン、ディスティコン酸Aなど高等植物における鉄キレート剤の効率的合成法の確立に成功している。それらの多くは大量合成に適した方法であるが、今回2′-デオキシムギネ酸ならびにニコチアナミンに焦点をあて、これらの大量合成に適した簡便な合成法を確立した。そしてこの新規方法を用いて大量合成を行ない、植物生理学者に供給した。現在植物生理の研究に、我々の合成したサンプルが威力を発揮している。 またムギネ酸生合成中間体といわれている2′-デオキシ-2′-ケトムギネ酸について合成を行い、これに成功した。しかしこのものは単離するとかなり不安定のため、その取り扱い方法を検討中である。
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