研究課題/領域番号 |
08557137
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
医薬分子機能学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
亀井 洋子 (金沢 洋子) 九州大学, 薬学部, 助教授 (20037584)
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研究分担者 |
串田 克彦 バリアンジャパン, 営業部, 技術開発主任(研究職
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
1997年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1996年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
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キーワード | 多核NMR / 化学シフト画像 / ^<19F> NMR / 無侵襲計測 / 薬物代謝 / 動物実験 / 汎用装置の活用 / 5-FU / ^<19>F NMR / 無復襲計測 / 代謝物画像 / マウス |
研究概要 |
本課題では医薬品開発における動物体内薬物動態追跡手段としてin vivo NMR画像法を提案した。丸ごとの動物体内の代謝物を直接画像化できる唯一の方法であるNMR化学シフト画像を微量の薬品や代謝物の描出に適用するための新規なシーケンス開発を行う。同時に薬物動態MRI追跡法の普及発展に向けて汎用の高分解能NMR装置(縦型超伝導磁石)の利用の可能性を検討した。 本課題初年度の設置した多核画像プローブを用い、本年度は高速化へ向けての技術開発を行った。本年購入備品であるパルスシーケンスコントローラは画像測定高速化用に改良したソフトウエアにハードウエアを対応させるために必要とした。 まず、化学シフト選択の高速撮像法(FSE)への適用に成功した。これによって撮像時間を従来の1/8〜1/16に短縮できたが、これは薬品代謝時間から見て決定的な重要性を持つ。本測定法で制がん剤5-FUの代謝物のうち従来成功例がない有効代謝物F-nucの画像描出が可能となった。ここに悪性腫瘍におけるF-nucの生成保持と肝臓などにおける一般の代謝情報の同時取得が可能になった。以上のように本研究では薬物動態追跡へのMRS&I法の応用の可能性を示し、適用範囲を大幅に拡大できた。 なお、以上の成果は1997年4月のISMRMおよび9月のICMRMM等で口頭発表した他、1998年4月には単稿本として出版される予定である。
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