研究課題/領域番号 |
08557153
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 自治医科大学看護短期大学 |
研究代表者 |
早川 有子 自治医科大学看護短期大学, 看護学科, 講師 (20279558)
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研究分担者 |
竹中 美 自治医科大学看護短期大学, 看護学科, 教授 (20206999)
大谷 美和子 自治医科大学看護短期大学, 看護学科, 講師 (70258846)
曽我部 美恵子 自治医科大学看護短期大学, 看護学科, 講師 (10299828)
渡邉 亮一 自治医科大学看護短期大学, 看護学科, 教授 (20175136)
坂野 ゆき子 自治医科大学看護短期大学, 助手 (40269296)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
15,300千円 (直接経費: 15,300千円)
1998年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1997年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1996年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
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キーワード | CAI / CAI 教材 / 学習教材 / 母性看護学 / 新生児の観察 / 妊婦の観察 / 教材開発 |
研究概要 |
本研究は、主として看護学生がコンピュータを活用して学習する(CAI:Computer Assisted Instruction)教材を開発することを目的として行った。開発する教材の内容は、母性看護学の領域における新生児の観察(主としてバイタルサイン)、妊婦の観察とし、初年度から2年目は新生児の観察の教材を、2年目から3年目は妊婦の観察の教材を開発した。開発言語としては、データの更新が迅速にでき、プログラムの変更も容易にできるVisual Basicを用いた。既に看護領域においても、これまでにいくつかのCAI教材が開発されているが、今回開発したソフト教材がそれらと大きく異なる点は、音や動画を取り入れたことである。音は雑音が入りにくいDAT(Digital Audio Tape)で録音し、動画はDVC(Digital Video Cassette)で撮影し、全画面表示できるようにした。このようにして開発したCAI教材を、開発後看護学生に実際に使ってもらい評価した。その結果、今回研究目的とした「主体的な学習ができた」と回答した学生は65.1%、「知識を深めるのに役立った」と回答した学生は75.9%であった。この結果、今回開発したCAI教材は、ある程度実用にたえるものであることが明らかになった。しかし、その一方で、「キ-ボ-ドを打つことに自信がない」と回答した学生が62.7%を占め、コンピュータを使って学習していく以前の課題もあることが明らかになった。
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