研究課題/領域番号 |
08558009
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 宮城工業高等専門学校 |
研究代表者 |
渡辺 宏 宮城工業高等専門学校, 総合科学系・理数科, 教授 (60004313)
|
研究分担者 |
松浦 真 宮城工業高等専門学校, 総合科学系・理数科, 教授 (40042262)
佐藤 次男 宮城工業高等専門学校, 総合科学系・理数科, 助教授 (90042259)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 教育研究 / 総合科目 / 情報処理教育 / 高専教育 |
研究概要 |
本年度は研究課題の最終年度であり、総合化科目である「基礎科学実験」において実験・数学・情報処理を総合化した学習を可能にするため、現在使用されている情報処理の実習プログラムに検討を加え、Windows環境に適合した学習プログラムを新たに開発することを目的とした。 最終的に次の学習プログラムを開発した. 1.統計入門 測定値の統計的性質 2.化学反応 化学反応速度係数 3.放電実験 コンデンサーの放電 4.重力定数 重力の加速度の測定 5.乱数実験 コンピュータによる統計実験 これらのプログラムでは画面のGUIのデザインを入念に検討し、実験テーマに関して情報処置と他の科目との有機的な関連づけに考慮をはらっている。学習者が事前指導を受けなくても操作が容易に行え、学習事項を十分に理解できるようにするための表示に工夫がなされた。 本研究の課題を通して従来とは異なる新しい学習プログラムを開発し、実践する準備ができた。これらのプログラムをCD-Rに記録して学生に配布し、実践の結果を検討・改善する作業はこれからであるが、このような試みが学生に興味を与え、かつ真に応用力が身に付く学習法のための重要な礎を築くであろうことを確信する。
|