研究課題/領域番号 |
08558013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 試験 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 園田学園女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
原 克彦 園田学園女子大学短期大学部, 情報教育センター, 助教授 (60238152)
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研究分担者 |
伊藤 剛和 園田学園女子大学, 情報教育センター, 講師 (40249488)
山本 恒 園田学園女子短期大学部, 情報教育センター, 教授 (80230580)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 情報教育 / 個別学習 / ネットワーク / 評価 / コミュニケーション / 学習環境 |
研究概要 |
多くの学生を対象とした個別学習を円滑に成立させるための評価システムを開発し、実運用と評価を行った。 1.開発したシステムの概要 (1)個々の進捗状況をリアルタイムで把握できる。 (2)コンピュータ・ネットワークを活用し、評価が行える (3)学習意欲の喚起・持続のためのマルチメディアを利用したKR情報の提供ができる (4)学生・教師間の円滑なコミュニケーションが確立できる 学生への評価の提示の方法として、文字だけでなくコンピュータ・ネットワーク上でマルチメディアを積極的に活用でき、学生のコンピュータの利用状況などの記録がとれるような機能を付加している。開発に際しては、ネットワークに関する専門的な知識やアドバイスを業者のSE等から吸収し、他のネットワークOSへの転用が図れるように留意しながら進めた。 2.評価システムを利用した授業の実施 個別学習をベースとした情報教育カリキュラムの中で、開発した評価システム利用し、学生の反応や利用した結果などをアンケート調査等で検証した。評価システムが学生の個別学習を支援し、有効に働いているか、学習の効果が上げられているか等の分析をおこなった。 3.まとめ 大きな特色は、自動化された個別学習ではなく、教員と多人数の学生間のコミュニケーションを大切にした中での個別学習における、評価システムである。学習の支援や、学生の意欲を喚起・持続させるための手法などを含み、それをコンピュータ・ネットワーク上でリアルタイムに行うことができるようにするすることができた。 アンケートの結果などから、最初は尻込みしていた学生も、課題解決の面白さや達成後の成就感を味わうことで、次の課題に意欲的に取り組んでいることがわかった。
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