研究課題/領域番号 |
08558020
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大曽 美恵子 (大曾 美恵子) 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (30262918)
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研究分担者 |
小森 早江子 中部大学, 国際関係学部, 助教授 (60221248)
外池 俊幸 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 教授 (80180157)
杉浦 正利 名古屋大学, 国際開発研究科, 助教授 (80216308)
白井 英俊 中京大学, 情報科学部, 助教授 (10134462)
市川 保子 東京大学, 留学生センター, 教授 (70223089)
奥村 学 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (60214079)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
1998年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1997年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1996年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 日本語学習者 / 作文コーパス / 誤用 / CHILDES / CHILDFS / 作文 / 誤用例 / CHATフォーマット |
研究概要 |
本研究の目的は日本語学習者の作文コーパスを構築し、研究者、教師、学習者の間で共有資源として活用することである。 先ず、日本語学習者の作文をCHILDESのCHATフォーマットに従って入力した。CHATフォーマットは子供の母語習得研究に開発されたものなので、我々の研究目的に合わせて必要な修正を加え、使用した。データベース化にあたっては各作文を一ファイルとし、文をすべて入力した後、一文ごとに誤用ティアと分析ティアを設けた。誤用ティアでは、その文の誤用を訂正し、分析ティアにおいてそれがなぜ誤用であるか、どういうタイプの誤用であるかを自然言語で記述した。自然言語による記述ではあるが、後の検索を容易にするため、分析用キーワードリストを作成し、それを極力利用して、記述することにした。各ファイルには初めにヘッダー情報として、学習者の母語、学習歴、性別、年齢、作文の作成年、作成場所、手書きかワープロ入力か、作成理由(試験、課題等)、データ入力者、データ訂正の状況を記載した。 入力を進める一方、データがフォーマットに従って入力されているかどうかチェックするcheckerプログラム、データベースを利用するための検索ツールも開発した。 入力マニュアル、分析用キーワードリスト、公開許可のとれた作文データ、作文データを使った研究論文等は次のURLで公開している。http://cookie.lang.nagoya-u.ac.jp/pub/ 今後も日本語学習者作文データの整備、拡充を続けていきたいと考えている。
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