研究課題/領域番号 |
08610054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学(含芸術諸学)
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研究機関 | 北海道東海大学 |
研究代表者 |
龍村 あや子 北海道東海大学, 国際文化学部, 教授 (40207064)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | アドルノ / 音楽哲学 / 美学 / 世界化 / 現代 / 比較文化 / ドイツ哲学 / フランクフルト学派 / 音楽学 |
研究概要 |
1)1996年1月にオーストリアの建国一千年を記念してカナダのオタワで開かれた音楽及び音楽学の国際会議Austria,996-1996:Music in a Changing Societyにおいて報告者が行ったアドルノのマーラー論に関する発表を英語論文として完成した(題名:"On the Paradoxical Expressions in the 'Mahler'of Th.W.Adorno")。この本はまもなくカナダで出版される予定である。 2)1996年10月にドイツのフライブルク近郊で音楽・美学学会 Gesellschaft fur Musik und Asthetikが主催したアドルノの音楽哲学に関する国際会議に非ヨーロッパ人としてただ一人招待を受け、独語で発表を行い、大変好評を得た(題名:「音楽と自然-世界化の時代のアドルノ理論」“Musik und Natur.Th.W.Adornos Theorie im Zeitalter der Globalisierung")。この論文は、1998年8月にドイツの大出版社ズ-アカンプSuhrkampから出版予定の書物、Mit den Ohren Denken. Adornos Philosophie der Musikに掲載される。 3)1997年8月にロンドンで行われた国際音楽学会International Musicological Societyの5年に1度の大会で、"Objectification of Music and The 'Domination of Nature' (Naturbeherrschung):Th.W.Adorno's Theory in Light of The Comparative Music Aestheticsという題名で英語の発表を行い、大変好評を得た。 4)アドルノの『マーラー』の翻訳を印刷可能な段階にまで仕上げた。完成次第、法政大学出版局より出版の予定。 5)上記以外に、98年1月の国立民族学博物館共同研究会で『音楽的時間の比較美学・社会学-音楽の世界化の状況の中でのアドルノ理論の展開』、および98年3月の北海道メディア研究会で、『アドルノ音楽哲学から学ぶこと』という題名で発表。
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