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コンピュータネットワーク上におけるアイディア生成と感情の交流

研究課題

研究課題/領域番号 08610104
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関筑波大学

研究代表者

吉田 富ニ雄 (吉田 富二雄 / 吉田 富士雄)  筑波大学, 心理学系, 助教授 (80182781)

研究分担者 遠藤 公久  筑波大学, 心理学系, 講師 (40221816)
安念 保昌  愛知みずほ大学, 人間科学部, 助教授 (40183735)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードコンピュータネットワーク / computer brainstorming / アイデア生成 / 意思決定 / acquaintance process / 自己開示 / 対人戦略 / 囚人のディレンマ / computer brain storming / 情報提示 / 結合改善ルール
研究概要

本研究では,コンピュータ・ネットワーク上の情報交換を介した「アイデア生成」「集団の意思決定」「対人親密化過程」などをテーマに,7つの実験を行い,その成果は4章からなる報告書にまとめられた.まず,第1章「コンピュータネットワーク上におけるアイデア生成」(実験1,2,3)では,集団のアイデア生成(computer-mediated brainstorming)をテーマに3つの実験を行い,アイデア生成を促進させる要因の検討がなされた.次に,第2章「コンピュータネットワーク上における意思決定」(実験4)では,<集団正極化効果>をテーマに,コンピュータ・ネットワークを介した集団の意思決定の特徴を実験的に分析した.第3章「コンピュータネットワーク上における対人認知と感情の交流」(実験5)では,ネットワークを介した親密化過程(acquaintance process)を扱い,感情を含めた情報交流が,この人工的なネットワークを介した二者関係においてどの様な姿を見せ,相互の自己開示がどのようになされてゆくのかについて分析された.最後に,第4章「コンピュータネットワーク上における対人戦略と認知「(実験6,7)では,<囚人のディレンマ・ゲーム(Prisoner's Dilemma Game)>を用いて,有効な対人戦略が検討された.すなわち,コンピュータネットワークを介して繋がる未知の他者との間に,どのようにして協調的関係を形成するか.そのための対人的戦略が分析された.

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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