研究課題/領域番号 |
08610114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
清水 直治 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80134774)
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研究分担者 |
伊藤 良子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00143628)
菅野 敦 (菅野 淳 / 管野 敦) 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (10211187)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 発達障害乳幼児 / 発達援助 / 家族支援 / 早期対応カリキュラム / 「育つ:誕生から3歳」 |
研究概要 |
本研究は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ポーテージのポーテージプロジェクトが1993年に開発した発達障害乳幼児の発達援助と家族支援のための早期対応カリキュラムである『育つ:誕生から3歳』をもとに、日本版『育つ:誕生から3歳』を開発しその臨床的妥当性について検討することを目的とした。 『育つ:誕生から3歳』は、(1)すべてを1枚に縫い合わせる:『育つ:誕生から3歳』の理論と構成、(2)生態学的プランナー:第1部情報収集のための記録用紙類,第2部発達観察ガイド、(3)相互作用成長パック、(4)養育記録帳、(5)記録様式コピー原稿、(6)相互作用と日課の本から成り、わが国の文化背景や言語体系、発達障害乳幼児の実情に合わせて翻案し、日本版『育つ:誕生から3歳』カリキュラムを作成した。日本版『育つ:誕生から3歳』によれば、親と子どもとの相乗的相互作用を中心した生態学的アプローチにもとづく家族が主体となって行う早期対応が実践できる。 この日本版『育つ:誕生から3歳』を用いて,ダウン症の3事例に対する早期対応を継続して行った結果、このカリキュラムが臨床事例に適切に適用可能であることが示された。
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