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科学実践における状況的行為としてのサーチ(探索)の構造化

研究課題

研究課題/領域番号 08610164
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関国立教育研究所

研究代表者

上野 直樹  国立教育研究所, 教育指導研究部, 室長 (40124177)

研究分担者 川床 靖子  大東文化大学, 文学部, 教授 (90119412)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード科学的活動 / 道具 / 会話 / エスノメソドロジー / 会話分析
研究概要

本研究では,第一に,主に,生物学者,考古学者などに関して,彼らが日常の科学的活動の中で,観察したり,データ見たり,分析することがどのように行われているのかを,道具やその他のリソースを用いる様々な行為の詳細,および,科学者同士の会話に焦点を当てることによって組織的に明らかにした.その際,第一に,科学的活動が行われている現場での観察,インタビュー調査を行い,また,エスノメソドロジー・会話分析的な方法によってビデオ記録を詳細に分析し,第二に,以上の実際の科学的活動の具体的分析の結果と学校での科学教育のあり方を比較し,科学教育における特に実験,観察のあり方を見直すための基礎データを得た.
研究を行った主要なフィールドは,a.生物学・生態学(大学附属研究所)b.考古学(関連研究所,博物館)c.中学,高校(物理,生物の実験,観察に関連した授業)である.観察,インタビュー法,およびエスノメソドロジー.会話分析によるなビデオ記録の分析の方法を用いて,以下を調査,分析した.
(1)科学研究プロジェクトのアウトラインおよび実験装置,分析機器の使用に関するインタビュー,観察調査,主に,科学研究におけるデータ収集,データ分析のプロセスに焦点を当ててインタビュー・観察を行った.(2)科学実践におけるデータ分析の際のサーチの詳細化,構造化のエスノメソドロジー的な分析を行った.(3)中学,高校における理科の実験,観察に関する授業研究;中学校,高校で生物分野・物理分野につそれぞれ2クラス,各クラス4授業時間の授業を観察・記録し,分析した.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Naoki Ueno: "Cutting Metal as Situated Practice" Human studies.

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Naoki Ueno: "Doing Math and Science as Situated Practice" The Development of Mathematical Thinking.

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 上野直樹: "協同的な活動を組織化するリソース" 認知科学. 3.2. 5-24 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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