研究課題/領域番号 |
08610226
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
|
研究機関 | 山形県立米沢女子短期大学 |
研究代表者 |
田中 義章 山形県立米沢女子短期大学, 社会情報学科, 教授 (00104216)
|
研究分担者 |
矢野 弘 山口大学, 教育学部, 教授 (50034814)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | 教師 / 小学校 / 意識 |
研究概要 |
2500人を対象に郵送法で調査し、回収率33.4%(有効数836)であつた。 調査項目は、教師の意識全般に亘って調査を実施した。とくに教職界は伝統的に閉鎖的な社会であり、教師自身、一般の社会人と異なる意識があるとみられている。その理由は、他の職種の人びととの社会的交流に欠けるとみられたので、教師の社会的交流の実態を握把した。その結果意外にも、地域社会の人びとその交流はあるが、表面的なものが多かった。地域社会の中核的集団である小学校教内集団の在り方が、かなり地域社会のあらゆる面に影響をもたらすことが推察される。教師の社会的交流の度数とその内容に関して、教師の就職動機・管理職志向・継続志向などの関連性をさらに今後、検討し、新しい教師タイプは古い教師タイプ(聖職型)と、どこが異なるのか。またそれが発生した要因は何であるのかを究明する。 また地域差がかなりみられるが、それがなぜ生じたのか各地域の特性をふまえながら、今後、検討を加えない。何よりも世間一般の常識を常に持った教師を今後もより一層育成する必要があろう。
|