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未刊行資料の解読によるフレーベルの学校教育学の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08610262
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関広島大学

研究代表者

小笠原 道雄  広島大学, 教育学部, 教授 (10053612)

研究分担者 岡谷 英明  美作女子大学, 家政学部, 講師 (90263649)
坂越 正樹  広島大学, 教育学部, 助教授 (80144781)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードフレーベル,Fr. / ヘルバ・プラン / 学校教育学 / マイニンゲン資料 / フレーベル博物館
研究概要

フレーベルの学校教育学の中心を形成するものはヘルバ・プラン(Helbaer Plan)であるがそれは、以下の6つの相に区分される。
(1)ヘルバ・プラン概念形成期(1827年12月〜28年4月)、(2)潜在期(1828年5月〜10月)、(3)凝縮期(マイニンゲン候との合意)(1828年10月〜29年3月)、(4)加速期(ヘルバ・プラン公表)(1829年3月〜5月)、(5)停滞期(1829年5月〜30年代迄)、(6)断念期(1833年)。
上記の発展相をチューリンゲン州立所有の未刊行資料23点〔一般にマイニンゲン資料(MA)と呼称されている〕の解読を通じ解明した。また、バ-ド・ブランケンブルクの「フレーベル博物館」の資料も考察の対象として、館長のM・ロックシュタイン(Rockstein)女史を広島に召聘し、その解読と解釈に多大の協力をいただき、多くの知見をいただいた。
資料の多くは、今日、ドイツ側の協同研究者であるH・ハイラント(ドウイスブルク大学フレーベル研究所長)教授編『フリードリヒ・フレーベルの学校教育学』に収録されているが、なお不明の点が多い。その為には今後、(1)カイルハウ遺稿、(2)ベルリン遺稿の解読と併せて考察する必要がある。それによって、学校教育学者フレーベルの全体像が示され、古典的教育学者Fr.フレーベルの視野がいかに大きなものであるかが示される。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小笠原道雄: "日本におけるフレーベル研究の問題点" 人間教育の探究. 第9号. 1-6 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] OGASAWARA, Michio: "Die probleme der Frobelforschung in Jaon(独文)" Zeitschrift fur Kulturbegegnung. Jahrgang 4. Heft, 1. 144-151 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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