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帝国大学附置研究所から大学附属研究所へ-卓越した研究拠点の拡張・展開過程にみる戦間期学術政策の歴史的検証

研究課題

研究課題/領域番号 08610300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関国立教育研究所

研究代表者

塚原 修一  国立教育研究所, 教育政策研究部, 室長 (00155334)

研究分担者 鎌谷 親善  東洋大学, 教授 (60057982)
松原 静郎  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50132692)
伊藤 彰浩  国立教育研究所, 教育政策研究部, 研究員 (60193471)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード大学附置研 / 大学附属研 / 大学史 / 日本 / センター・オブ・エクセレンス / 学術政策 / 戦間期
研究概要

東京工業大学など旧帝国大学以外の大学について、附属研究所等の資料収集を行った。
その分析作業は今後も継続することになるが、資料調査を通して、附属研究所の資料は帝国大学附置研究所ほどは充実していないことがわかった。そのため、附属研究所の場合には関係する学部・学科とあわせて視野に入れる必要があり、若干の事例について、それらの資料も収集した。
外部機関との関係について、統計によって全体的傾向を把握した。国勢調査や文部省年報所収の統計から大学内外の研究者数を比較し、大学に所属する研究者集団がきわめて大きな意味を持っていたことを明らかにした。しかし、1930年代には大学外部の研究者も急増し、1930年の5,000人が1940年には30,000人と、大学等教員数(18,000人)を上回るまでになっていた。すなわち、戦間期に大学の研究機能が充実したが、大学外部の研究機能は飛躍的に充実していた。
外部との関係についての事例として、硝酸の空中窒素固定法と、アンモニア・ソーダ法の改良をとりあげた。前者は、当時の先端的な外国技術の導入にあたる。後者は、明治末期から大正期にかけて導入した外国技術の改良であり、結果的に先進諸国の優良工場と同等の原単位を確立したものである。これらについて、大学人の協力・関与を調査した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 塚原修一,小林信一: "日本の研究者養成" 玉川大学出版会, 346 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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