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冷戦後の自由主義思想の変容

研究課題

研究課題/領域番号 08630038
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済政策(含経済事情)
研究機関東京大学

研究代表者

松原 隆一郎  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (90181750)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード経済計算論争 / 完全情報 / 分散的知識 / 技術革新 / 官僚 / 市場 / NPO / 新古典派経済学 / 市場化 / マルチメディア
研究概要

経済自由主義は新古典派経済学の論理で語られることが多いが、実はそれは社会主義経済を支持するものでもあったことが経済計算論争においてランゲらによって明らかにされた。そこでハイエクは、自由主義の経済思想を求めて完全情報の仮定を批判し、分散的知識の市場論を展開した。社会主義の失敗は、知識の伝達という市場の機能をとり込めなかった点にある。しかしその自由市場においては、活発な技術革新のせいで過剰に多くの知識が創出され、社会に混乱を与えている(例.薬害エイズ問題、デリバティブ商品)。現在では、こうした新知識の管理・調査をいかに行なうかが、官僚組織やNPOの課題となっている。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 松原隆一郎: "国家・市場・共同体の変貌と連帯の諸相" 法社会学会年報. 50号. 31-43 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 松原隆一郎: "経済学(仮題)" 東京大学出版会, (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 松原隆一郎: "マルチメディア化が経済・社会に与える影響について" 国際政治. 113. 77-89 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 松原隆一郎(共): "経済学入門(予)" 東京大学出版会, (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 松原隆一郎(共): "中国経済の市場化(予)" 東京大学出版会, (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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