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システム表現論にもとづくワークフロー管理の基礎研究と実装

研究課題

研究課題/領域番号 08630109
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関東京工業大学

研究代表者

飯島 淳一  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (80151223)

研究分担者 柴 直樹  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (50226164)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードシステム表現論 / ワークフロー / 業務プロセス / 定量的分析 / 定性的分析 / 形式的アプローチ / 相互作用 / アクティビティ
研究概要

情報システムの分野においてワークフローは,「業務プロセスの自動化と管理」と定義されている.これは,業務プロセスを,ある目標を達成するために,意思決定や単純な情報処理など様々な行為やアクティビティーが,互いに結合しているシステムとして見るという立場であり,その結合にしたがって,的確に情報やデータを流すことによって,業務プロセスを円滑に進めるということがワークフローの狙いとなっている.
ワークフローの分析に関しては,滞留やボトルネックの分析,可達性の分析など様々な分析があるが,その多くは定量的な分析であり,シミュレーションが基本的なツールである.シミュレーションはもちろんすべての場合を覆いつくすことはできないので,したがって,それによって設計されたワークフローの正当性が保証されるわけではない.そこで必要となるのが,形式的なアプローチである.
本研究では,設計されたプロセス定義が当初の意図(仕様)にあっているかとか,あるいはそもそもワークがどのように流れるかといった意味的な問題に対する分析を行うために,形式的なアプローチを導入し,プロセス定義において個々のアクティビティーではなく,その間の関係に焦点を当て,与えられたルーティング間の同値性について考察した.
ワークフローの概念の紹介については2本の報文を発表し,システム表現論の基礎理論と,意思決定支援に関する基礎研究について各々1本の論文を発表した.論理的アプローチについての報告は今春学会する予定である.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Junichi IIJIMA: "Equivolence of Subsystems and Components" Int.J.General Systems. 24・3. 271-279 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Junichi IIJIMA: "Automatic Model Building and Soluing for Optimization Problpms" Int.J.Decision Support Systems. 18. 293-300 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 飯島淳一、堀内正博: "特集にあたって-グループウェアを学ぶ" オペレーションズ・リサーチ. 41・10. 539-542 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 堀内正博、飯島淳一: "ワークフロー管理システムの有効性について" オペレーションズ・リサーチ. 41・10. 559-568 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] N.Shiba,J.Iijima: "Model Integration Approach for Modeling Complex Systems in Decision Support" The 2nd Conference on OA & IM, Proceedings. 229-232 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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