研究課題/領域番号 |
08640085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
内田 伏一 山形大学, 理学部, 教授 (90028126)
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研究分担者 |
内田 よし昭 山形大学, 理学部, 助手 (80280890)
上野 慶介 山形大学, 理学部, 助手 (10250911)
小関 道夫 山形大学, 理学部, 教授 (90087073)
川村 新蔵 山形大学, 理学部, 教授 (50007176)
佐藤 圓治 山形大学, 理学部, 教授 (80107177)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 変換群 / フーリエマルチプライヤー / カオス力学系 / ヤコビ形式 / 調和写像 / 結び目 |
研究概要 |
変換群の位相的・幾何的研究が中心課題であり、内田伏一はローレンツ群SO(p,q)の球面への可微分作用に関して研究し、1つの成果を挙げた。極大コンパクト群が半単純であるp≧3,q≧3の場合には、円周上の力学系と関数の対の分類に帰着することを1989年に示していたが、今回は極大コンパクト群が半単純でないp≧3,q=2の場合について考察し、2次元球面と関数の対の分類に帰着できることを示した。結果は、Toholu Math J.に掲載予定である。上野慶介は複素双曲型空間の間の調和写像について考察し、無限遠境界である条件を満たすCR写像になっていれば正則写像であることを示し、第43回幾何学芯シンポジウムで講演した。 交換群の代数的・解析的研究については、佐藤圓治はコンパクトアーベル群上のフーリエマルチプライヤー空間のバナッハ代数的性質について研究成果を挙げ、Tokyo J.Math.に掲載予定である。川村新蔵はカオスカ学系の確率論的研究を行い、規則的な収束状態について成果を挙げ、Tokyo J.Math.に掲載予定である。
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