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特性的初期値問題と零解

研究課題

研究課題/領域番号 08640189
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 解析学
研究機関岐阜大学

研究代表者

萬代 武史  岐阜大学, 教養部, 助教授 (10181843)

研究分担者 小林 孝子  岐阜大学, 教養部, 講師 (40252126)
荻 信隆  岐阜大学, 教養部, 助教授 (10021792)
室 政和  岐阜大学, 教養部, 教授 (70127934)
志賀 潔  岐阜大学, 教養部, 教授 (10022683)
尼野 一夫  岐阜大学, 教養部, 教授 (40021761)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードフックス型偏微分作用素 / 零解 / 特性的初期値問題 / 確定特異点 / 特性指数
研究概要

M.S.Baouendi-G.Goulaouicの意味のフックス型偏微分作用素(初期面に沿って確定特異点をもつ作用素)に対しては,十分滑らかな零解は存在しないことが分かっており,さらに我々の研究によって,初期面が特性的な場合には,(Schwartz)超関数の零解が常に存在することも示されていたが,この結果を更に拡張して,超関数零解の構造もほぼ明らかになった.この際に使われたアイデアは,常微分方程式の場合に解空間の基底を求めることにあたる結果を,偏微分方程式に対して示すことにも使えるものであり,従来は偏微分方程式に対しては全く扱われていなかった“特性指数が整数差を持つ場合"も扱えるようになった点が大きな意味を持っている.
このアイデアは他の場合にも適用できる可能性があり,この点については,さらなる研究が望まれる.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-03-31   更新日: 2016-04-21  

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