研究課題/領域番号 |
08640291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
土屋 卓也 愛媛大学, 理学部, 助教授 (00163832)
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研究分担者 |
庭さき 隆 愛媛大学, 理学部, 助手 (50218252)
方 青 愛媛大学, 理学部, 助手 (10243544)
坂口 茂 愛媛大学, 理学部, 助教授 (50215620)
内藤 学 愛媛大学, 理学部, 教授 (00106791)
山本 哲朗 愛媛大学, 理学部, 教授 (80034560)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 非線形境界値問題 / 有限要素法 / 誤差評価 |
研究概要 |
この一年間、主に、元の微分作用素はフレッシェ微分可能だが、有限要素法等で離散化する際、微分不可能な項が出てくるような非線形境界値問題に対しての、有限要素解の誤差評価を行った。例えば、流体の方程式であるナビア-ストークス方程式を離散化する際に、流れの上流の情報を下流の情報より重視するといった、いわゆる上流型有限要素法においてこのような状況が出てくる。 得られた結果は以下の通り:真の解がある程度滑らかなら、それに対する上流型有限要素法により定義される解は、真の解に近くに一意に存在し、適当な誤差評価を満たす。 この結果をまとめた次の論文を準備中で、今年度中に投稿する予定である。 N.Mastunaga,T.Tsuchiya Non-Differentiable Finite Element Approximations for Parametrized Strongly Nonlinear Boundary Value Problems また、1996年12月に龍谷大学で行われた応用数学合同研究集会で、同じ著者、題目で研究発表を行った。
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