研究課題/領域番号 |
08640361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・核・宇宙線
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
寺尾 治彦 金沢大学, 理学部, 助教授 (40192653)
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研究分担者 |
青木 健一 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (00150912)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 繰り込み群 / 非摂動的解析 / カイラル対称性 / 相転移 / 超対称性 / 場の量子論 / 非摂動 / くりこみ群 / 対称性の自発的破れ / ゲージ理論 / シュウインガー・ダイソン方程式 / はしご近似 / ゲージ不変性 |
研究概要 |
場の量子論の非摂動的現象の理解、特に理論の相構造や力学的対称性の破れの機構の解析は、非常に重要な課題であるが、その解析方法、特に解析的な手法はまだまだ未開発である。そこで金沢大学の青木らとWilson流の非摂動的繰り込み群を用いた解析に着目し、その定式化解析方法や近似法、素粒子物理学の典型的非摂動的現象であるカイラル対称性の破れの現象への適用についての研究を行った。 特に、スカラー理論に対する非摂動的繰り込み群のより良い近似法を開発とその数値的解析、ゲージ理論におけるカイラル対称性の破れの繰り込み群の定式化と具体的な解析、そしてそれらとSchwinger-Dyson方程式による解析との比較、さらに有効作用やカイラル対称性の秩序パラメータの計算方法の開発を行った。またゲージ相互作用をするNJL模型における非摂動的繰り込み可能性についての非摂動的繰り込み群の観点からの考察などを行った。 一方、インスタントンのような非摂動効果の例として、トンネル現象について非摂動的繰り込み群を用いて解析し、さらに超対称性の力学的破れについても解析した。また超対称ゲージ理論の非摂動的現象として、特にN=2の超対称QCDにおける真空の構造や対称性の破れ、モノポールの属性についての研究を行った。
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