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空洞内電磁場と原子の相互作用

研究課題

研究課題/領域番号 08640511
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物理学一般
研究機関琉球大学

研究代表者

賀数 清孝  琉球大学, 理学部, 教授 (10045205)

研究分担者 松本 修一  琉球大学, 教育学部, 教授 (20145519)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード自発放射 / 空洞 / 電磁場の量子化 / 自発的局所化 / 時空のゆらぎ
研究概要

本研究では,円筒型空洞において,原子の自発放射確率を理論的に計算した.簡単のために,空洞は完全導体からなり,原子と空洞電磁場は双極子相互作用をしていると仮定した.原子お自発放射確率を求める前に,空洞電磁場を量子化しなければならない.量子化の一つの方法は空洞の境界条件を満たす(ベクトル型)モード関数をすべて求め,それによって電磁場を展開することである.それにより,量子化された電磁場(光子)を得る.電磁場の分解公式を一般的に求め,それを使用することにより,すべてのモード関数(TM,TEモード)を求めることができた.
空洞内の原子の量子論的振る舞いは自由空間の場合と大きく異なる.いろいろな方向の双極子に対して,(長さ無限大の)空洞と自由空間の自発放射確率を比較した.空洞の半径が非常に小さい場合,自発放射は禁止される.これは光子が空洞の境界条件を満たすことができなくなるからである.一方,空洞の半径が一定の値をとると,自発放射確率は極端に大きくなる.これは共鳴現象であり,そのような共鳴を起こす点(半径)が無数に存在する.さらに,自発放射確率の極小点は,円筒の半径が大きくなると共に,自由空間のそれに近づくことが判明した.しかしながら,長さ無限大のために共鳴点の割合が減少することはない.
空洞におけるプランク長さのオーダーの時空のゆらぎを調べる準備として,自由空間の場合にそれを考察した.このゆらぎは時空内を運動するミクロな粒子に対しては無視し得る効果しか及ぼさない.しかしながら,マクロな粒子の波動関数の時間発展に対しては大きな影響を与え,その自発的な局所化を引き起こす.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Kakazu,Y.S.Kim: "Field Quantization and Spontaneous Emission in Circular Cylindrical Cavities" Progress of Theoretical Physics. 96巻5号. 883-899 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] S.Matsumoto: "Fluctuations in spacetime and localization of the wave functions" Ryukyu Mathematical Journal. 9巻. 37-52 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2025-11-17  

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