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速度分解多次元配向オパシティ関数による反応分岐選択則の解明

研究課題

研究課題/領域番号 08640648
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関大阪大学

研究代表者

大山 浩  大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60192522)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード時間相関法 / 並進速度依存性 / 反応断面積 / 配向オパシティ関数
研究概要

任意波型発生器によりランダム変調したパルス系列を作り、これを高速高圧電力増幅器に導き、時間相関用の高圧パルス系列を発生させた。これにより放電用グリッド電極電圧を変調することでグロー放電を時間変調させ、ランダム変調した準安定希ガス原子線パルス系列を発生させた。放電領域から1m下流に二次電子増倍管を設置し、得られたビームの特性を調べた。グロー放電は3μ秒以下の時間分解能で制御可能であることが分かった。時間変調した準安定希ガス原子線のビーム強度の時間変化は、マルチチャンネルスケラ-により時間分解粒子計数法で測定した。得られた信号の時間変化と放電用パルス系列との時間相関をとることで、準安定希ガス原子線の並進速度分布を決定することができた。得られた並進速度分布を通常の飛行時間法で得た並進速度分布と比較し本研究手法の有効性を確かめた。その結果、回転チョッパーを用いることなく、ランダム変調した準安定希ガス原子線パルス系列を発生させることができることが確かめられた。
現在、このランダム変調した準安定希ガス原子線を試料ガスと反応させ、反応生成物からの化学発光の時間変化を同様に時間分解測定し、得られた信号と放電用パルス系列との時間相関をとることで反応断面積の並進速度依存性の測定を行っている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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