研究課題/領域番号 |
08650134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械工作・生産工学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
星 鐵太郎 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (70025930)
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研究分担者 |
王 力き 豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (70252806)
堀内 宰 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (20029185)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | マシニングセンター / CAM / パーソナルコンピューター |
研究概要 |
マシニングセンター加工に用いるためのNCプログラムを作成する作業を、工程設計と作業設計により、できるだけ自動的に処理するようなCAM(計算機援用製造)ソフトウェアシステムの技術を確立することを目的として、加工特徴入力という新しい原理を用いる方法を研究した。 工作物を小寸法角物(ブロックと呼ぶ)、板物及び大寸法角物(板物と呼ぶ)及び溶接・鋳鍛造品(成形素材)の三つに大別し、ブロック加工に対応する自動CAM処理ソフトウェアは、エンジニアリングワークステーション(EWS)を用いてすでに可能となっていた。本研究は、経済性の高いパーソナルコンピュータ(PC)上で、ウィンドウズ対応の、使いやすいソフトウェアにする方法を研究し、ブロック加工については、これを実現して、ブロック加工パイロットショップにおける試用に供している。またEWS上のソフトウェアについては、作業設計の機能の中で、加工条件を自動決定する方法の高度化を行った。 板物加工に対応する自動CAM処理ソフトウェアは、EWS上で、ブロック加工に対応するものに工程設計の機能を付加し、新たに研究した切取り加工も行え、また部分的には、成形素材の加工も行えるシステムを作成し、学内のマシニングセンターショップにおける実用に供している。 また成形素材に対応する自動CAM処理は、EWSを用いて、加工特徴入力による本研究の方法が可能なことを加工実験まで行って確認した。 一方、将来の実用に供するには、全てのソフトウェアを経済性の高いPCによって行うことが必要であるため、現在はブロック加工のみに対応しているPC上のソフトウェアを拡張して、板物加工も行えるようにする研究を開始した。 これらの研究実績を2件の欧文論文により発表した。
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