• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

非線形を有する回転軸系の部分構造合成法による振動解析手法開発の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08650292
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 機械力学・制御
研究機関神戸大学

研究代表者

岩壷 卓三  神戸大学, 工学部, 教授 (00031097)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードロータシステム / 非対称回転慣性モーメント / 非対称剛性 / 非対称軸受特性 / 不安定振動現象発生メカニズム / 回転モード / 非線形強制振動
研究概要

本研究では、非対称な回転慣性モーメントと剛性を有するロータが非対称な軸受特性を持つ軸受によって支持されたロータシステムの実験装置を作り、慣性モーメントと非対称性が高速回転においてどの程度不安定振動の影響を及ぼすかを理論および実験的に研究し、回転体とそのシステムが互いに干渉を及ぼす不安定振動のメカニズムを明らかにする。
振動解析手法を考えるため以下のことを目的として期間内に研究を行う。
(1)非対称な剛性に起因する干渉による不安定振動モデルの理論的な解析のため、非対称な軸受と非対称な剛性を有する回転軸の二つの異なった回転モードに対して平均回転モードを考慮する方法で不安定振動の関係を明らかにし、さらに各種の非線形振動に関する運動方程式の誘導を行い計算による解析を行った。
(2)実機の非対称回転体が低次から高次危険速度まで変速可能な実験装置の製作を行った。さらに回転体と支持台のシステムとの振動の関係を明らかにし、不安定振動現象の発生メカニズムを解明するための実験を現在行っている。
(3)今後、実機による低次および高次危険速度の間に生じる主危険速度付近の共振の変化,分数調波振動,和差調波振動,結合調波振動などの各種の非線形強制振動の実験と理論の結果を比較し、不安定振動のメカニズムを明らかにする予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Iwatsubo,J.-W.Kim and S.Kawamura: "Analytical Method of Nonlinear Rotor System by Using Component Mode Synthesis Method" Proceedings of The 7th German-Japanese Seminar on Nonlinear Problems in Dynamical Syatems-Yheory and Applications-. 193-201 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi