研究課題/領域番号 |
08650338
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
|
研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
山部 長兵衛 佐賀大学, 理工学部, 教授 (30093082)
|
研究分担者 |
猪原 哲 佐賀大学, 理工学部, 助手 (90260728)
佐藤 三郎 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (80264141)
|
研究期間 (年度) |
1996 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 水質 / オゾナイザ / 二重放電型 / グロー放電 / オゾン / 予備放電 / 初期電子 / 回転電極型オゾナイザ / 放電電力密度 / 水処理 / 高効率化 / 大気圧 グロー放電 / オゾン生成効率 / 直列ギャップ / 二重放電 / グロー・アーク転移 |
研究概要 |
(1) オゾン生成実験として二重放電型オゾナイザを作成し、その基本的な動作確認を行った。放電繰り返し周波数1Hz時の空気原料によるオゾン生成時の放電特性として、主電極間電圧V(t)の立ち上がり峻度dv/dt≧0.8[kv/ns]が必要であり、また、生成オゾン濃度はアーク転移率と主放電部への入力エネルギーに大きく依存することが分った。生成オゾン濃度は最大で約150ppm(充電電圧30kv)と低濃度であるものの、平均オゾン生成効率は約450gO_3/kwhとなり、従来型オゾナイザと比較すると、約4倍の高効率オゾン発生を行うことが出来た。また、消費電力も従来型に比べて65%〜75%に抑えられることが分かった。 (2) 水冷却を用いたオゾン生成実験を行い、冷却水温(WT)を基準に考えると、WTを23℃(室温)から7℃に冷却することにより、生成オゾン濃度および収率は1.2倍ほど改善され、低い周波数においても冷却効果が十分に現れることが分かった。放電のモード変化(放電の不安定性の出現)により、放電電力密度が数kw/m^3の従来型に比べ0.4kw/m^3と小さい。 (3) 回転電極型オゾナイザを試作し、回転の効果を確認した。
|