研究課題/領域番号 |
08650421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金子 正秀 東京大学, 工学系研究科, 助教授 (90262039)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 知的ハイパーメディア / 情報フィルタ / 動画像 / 構造的記述 / プリミティブ図形 / 動輪郭 |
研究概要 |
情報フィルタは、ネットワーク、データベース等の情報源とユーザとの間での情報の流れを制御すると共に、ユーザにおける情報の取扱いを支援する作用を行なうものとして新たに提案する技術である。本研究は、動画像に対する情報フィルタを構築する際の核となる要素技術として、動画像の構造的記述方法、構造記述に基づく動画像情報の柔軟な取扱い方法に関する検討を行なった。具体的には、プリミティブ図形の組み合わせによる記述や動輪郭情報の効率的符号化の検討を行ない、動画像に対する知的ハイパーメディアとしての取扱いの可能性を示した。 (1)動画像情報の構造的記述に関する検討 動画像が担っている情報に対して、空間的な構造、時間的な構造、テクスチャの構造、意味的な構造、付属情報との対応構造等、幅広い立場から『構造』をとらえ、これを記述する方法を検討した。すなわち、動画像中の対象物の形状・構造・時間変化をコンパクトに記述するために、プリミティブ図形の組み合わせによる要素図形の表現方法について検討し、抽象化索引映像のコンセプトを新たに提案した。意味的な構造の取扱いとして、各対象物に重要度を設定し、重要度に応じて表示や伝送方法を変えるなど、柔軟な取扱いを行なう方法についても具体的に明らかにした。 (2)動輪郭情報の効率的符号化 対象の形状変化を表現する動輪郭情報に対して、動輪郭情報の符号化に敵した動き補償予測手法を新たに考案し、有効性の確認を行った。 (3)情報フィルタとしてのプロトタイプの検討 (1)における動画像情報の構造的記述に関する検討を踏まえて、情報フィルタのプロトタイプとして抽象化索引映像を作成するためのソフトウェアを計算機上に構築した。
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