研究課題/領域番号 |
08650505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測・制御工学
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研究機関 | 八戸工業大学 |
研究代表者 |
苫米地 宣裕 八戸工業大学, 工学部, 教授 (70048180)
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研究分担者 |
藤岡 与周 八戸工業大学, 工学部, 講師 (70275527)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 冗長 / 超高集積 / ロボット / 制御 / プロセッサ / 構成法 / VLSI / 歩留り |
研究概要 |
1 WSlの冗長化による歩留り改善効果の解析 (1)冗長な配線と切換スイッチのハードウエア量の影響 冗長化構成に不可欠であるが通常は無視されている冗長な配線と切換スイッチのハードウエア量が歩留りにどのように影響を与えるかを明らかにした。 (2)2次元サブシステム分割法 冗長化VLSlを2次元にサブシステム分割するという方法を提案し、この方法によれば、通常の1次元分割に比較して、歩留りが向上することを明らかにした。 2 高集積ロボット制御プロセッサの設計 これまで、ロボット制御プロセッサの一つのエレメント(PE)を一つのVLSlチップに集積すると想定してきた。今回、PE数十〜100個を1枚のウエーハに集積する高集積プロセッサの構成法を検討した。そして、多数のPEをむだなく稼動させるため、PE間のデータ伝送を多重バスで行うこととし、各バスを動的に分割使用することを特長とするバスの効率的な構成法を提案した。 3 高集積ロボット制御プロセッサの欠陥救済 上記高集積プロセッサにおいては、製造欠陥の増加による歩留り低下が最大の問題となる。この問題に対して、本プロセッサの再構成可能並列アーキテクチャを生かした欠陥救済方法を提案した。冗長化設計を行った結果、102個のPE(有効に利用できるPEは84個)を搭載したプロセッサが1枚のWSI上に集積できる可能性のあることが分かった。また、高集積プロセッサのロボット制御への応用を検討した結果、演算遅れ時間の短縮に有効なことが分かった。
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