研究課題/領域番号 |
08650573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
松岡 元 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (90027277)
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研究分担者 |
吉村 優治 岐阜工業高等専門学校, 助教授 (30182827)
孫 徳安 名古屋工業大学, 工学部, 助手 (40262951)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 一面せん断試験 / ロック・フィル材 / 強度 / 内部摩擦角 / 粒状体 |
研究概要 |
平成8年度の研究実績は、次のように要約できる。 1)載荷板寸法60cm×60cmの大型簡易一面せん断試験機を用いて、最大粒径20mm、50mmおよび150mmの3種の粒状体試料について、垂直応力σ=0.3〜1.2kgf/cm^2のもとで、間隙比を種々に調整して実験を行い、良好な結果を得た。実験結果は、大型三軸試験結果ともよい対応を示している。 2)載荷板寸法15cm×15cm程度の小型簡易一面せん断試験機を用いて、アルミ丸棒積層体、ガラスビーズ、豊浦砂、砕砂の4種の粒状体試料について、垂直応力σ=10〜600gf/cm^2のもとで実験を行い、良好な結果を得た。実験結果は、摩擦除去の工夫をした在来型の一面せん断試験結果とも良く一致している。 3)在来型の一面せん断試験の3つの欠点を除く方法を提案した。欠点を除くと、良好な結果が得られることを示した。 今後は、ロックフィルダムの現場で、原粒度(最大粒径30cm〜50cm程度)試料に対する超大型簡易一面せん断試験を行う予定である。
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