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住宅営団・三和町住宅の変遷に関する研究ー住宅地の自然環境と近隣関係の形成ー

研究課題

研究課題/領域番号 08650710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関埼玉大学

研究代表者

在塚 礼子  埼玉大学, 教養学部, 教授 (30112973)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード住宅営団 / 計画住宅地 / 小公園 / 近隣関係 / 居住プロセス
研究概要

1.本研究では、住宅営団・三和町住宅地において、考慮された住宅地計画を基盤に、戦後から成長期には住民の活発なまちづくり活動、その後、行政の手によって整備が進んだ経緯を明らかにした。とくに、数多く設置された小公園の価値は高い。
2,まとまりある住宅地であることによつて、住宅(宅地)の相互交換や、親族の近住などの居住ネットワークが発生して近隣関係を活性化させてきたが、三和町の消滅は、その力を失わせている。
3,個々の住宅についてみると、住宅規模と宅地の規模と形態の関係ならびに道路区画のあり方の研究が踏まえられていた当初の計画にもかかわらず、その後、住民の志向によって宅地規模や形態に関係なく住宅規模が自律的に増大し、住宅地の建築密度を高めている。住宅規模拡大の要因としては、家族の住要求に加え、昭和30〜40年代にかけては貸間、賃貸アパートの付設、また、近年では3階建て住宅の実現を契機とした2世帯住宅化がある。これらは、自然環境の生成にも、近隣関係の活性化にも、マイナスの要因となっている。
4,今後は住民の人口構成等の変化に対応させて、当初の計画をより生かした整備が求められている。本研究としては、把握した事実の分析をさらに進めて当初の住宅・住宅地計画を検証し、また、住宅地の変容のメカニズムとその条件についてさらに明らかにして、今後の住宅地計画に対する有効な知見としてまとめていきたい。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 在塚礼子: "住宅営団・三和町住宅の変遷と居住プロセスに関する研究ー1"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 343-344 (1996)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子: "同上ー2"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 193-194 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子: "同上ー3"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 249-250 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子: "同上-4"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 227-228 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子: "同上-5"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 229-230 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子: "同上-6"日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). (未定). (2000)

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 在塚礼子・柴田逹: "住宅営団・三和町住宅地の変遷と居住プロセスに関する研究-3" 日本建築学会大会学術講演梗概集(建築計画). 249-250 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 在塚礼子: "住宅営団・三和町住宅地の変遷と居住プロセスに関する研究ー2" 日本建築学会学術講演梗概集 E-2 1997. 193-194 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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