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近代建築史理論の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08650743
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 博之  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011221)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード近代建築 / 建築保存 / 近代和風建築
研究概要

これまで日本の近代建築研究は、国外に対しては、作品の羅列に近い紹介のされ方をしてきたに過ぎなかった。しかしながら、近年の国際交流のなかで、相互に建築史研究の基盤を確認し合う成果が得られるようになってきた。
本研究において、フィンランドのオオル-大学、中国の湖南大学、イタリアのローマ大学の研究者たちとの研究情報の交換と、共同体制の構築が可能になってきた。また、国内的にも建築学会のなかでの近代建築図集編集の委員会組織に結実した、研究組織も順調に活動を開始した。
具体的な資料の収集の点では、近代和風建築の基礎資料を収集し、いくつかの点については、上記海外研究者との交流のなかで口頭発表をおこなった。今後、この分野は、国内的な建築活動でありながら、そのために却って国際的注目を集める分野となると思われる。
年度後半においては、コロンビア大学を中心とする米国研究者と日本の研究者との共同研究計画を立案し、2度にわたって研究打ち合わせを行なった。これは来年度以降、共同のシンポジウムおよびワークショップの活動を行なって行く予定である。最終的には、日米共同の日本近代建築史研究論文集を刊行する計画である。
以上の経緯により、近代建築を個別研究から総合的な研究に大成してゆくという当初の計画は順調に達成できたと信ずる。今後さらにこの体制を拡大し、ヨーロッパ、中国、アメリカと個別に行なっている連係を合同して、真に世界規模の研究集会を開催できるまでにもって行きたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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