• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

フェライト微粒子-有機ハイブリッド材料の合成と評価

研究課題

研究課題/領域番号 08650783
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 無機材料・物性
研究機関名古屋大学

研究代表者

余語 利信  名古屋大学, 工学部, 助教授 (00135310)

研究分担者 平野 眞一  名古屋大学, 工学部, 教授 (30016828)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード金属-有機化合物 / 微粒子 / フェライト / ハイブリッド
研究概要

本研究では、不飽和結合を有する金属-有機化合物を用いて、スピネルフェライト微粒子-ポリマーハイブリッド材料を合成し、その性質を評価することを目的として研究を行った。まず、基本となるフェライト微粒子有機ハイブリッドの合成条件を検討した。鉄-有機化合物の配位子としてアリルアセチルアセトナートを選択し、この配位子を鉄原子へ結合させることにより、鉄-有機化合物を調製した。この鉄-有機化合物の付加重合反応を検討することにより、フェライトの構成元素を含むマトリックスポリマーを合成することができた。得られたポリマーをGPCにより分析したところ、3から6量体であった。調製した鉄-有機ポリマーを種々の条件下で加水分解し、ヘマタイト微結晶粒子がポリマーマトリックス中で生成することが明らかとなった。加水分解条件を種々検討することにより、還元剤を共存させることにより、スピネルフェライトであるマグネタイト微結晶粒子を含むハイブリッドを合成することができた。このスピネルフェライト-有機ハイブリッドの磁気的性質を評価したところ、超常磁性を示すことが明らかとなった。また、ニッケル・鉄-有機複合前駆体が調製できることは明らかになっている。この前駆体ポリマーからニッケルスピネルフェライト結晶性酸化物微粒子-有機ハイブリッドを調製する。このハイブリッド材料の磁気的性質を評価し、新しい磁気的性質を有する材料を合成する。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi