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ラン藻による炭酸ガスからの抗酸化物の生産とその作用の相乗効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 08650905
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 反応・分離工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

鈴木 孝弘  東京工業大学, 資源化学研究所, 助教授 (30192131)

研究分担者 石田 愈  東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10016735)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード微細藻類 / シアノバクテリア / 抗腫瘍活性 / バイオマス / 相乗効果 / CO_2固定
研究概要

本研究は地球温暖化対策技術の要素技術の一つとして注目されている微細藻類の光合成能の活用方策に対して、そのCO_2固定化後の収穫した藻の有効利用法を研究するために、ラン藻からの抗酸化物質の生産に対する基礎的検討を目的とした。
まず、代表者らの既往の研究成果と文献調査によりカルチャーコレクション等から入手可能な約50種のラン藻株の中から抗酸化物質の探索源としてAnabaena variabilis等4種のラン藻を選んだ。光合成用バイオリアクターを用いてCO_2のみを炭酸源とした培養を行い、藻細胞を増殖させた。各藻細胞から種々の溶媒による粗抽出物を得て、米国NIHの方法によるガン細胞に対する細胞増殖抑制効果を検定した。その結果、いずれの藻からもクロロホルム抽出物が最も活性が高いことが確認できた。そこで、そこで、さらにそれらの粗抽出物をHPLCによって分画を行い、各画分について活性の検討を行い、最も活性の発現に寄与していると考えられる成分の構造の同定を試みた(論文準備中)。
本研究では、最終的に完全な1成分まで活性化合物を探求するのではなく、混合物のまま抗酸化物質として利用したいと考えているので、活性候補化合物が2種共存する場合の相乗効果についても今後検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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