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構造を有する材料の三次元メソ力学に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08651100
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 海洋工学
研究機関東京大学

研究代表者

都井 裕  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40133087)

研究分担者 宮村 倫司  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30282594)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード多相材料 / 破壊 / メソ力学 / 計算力学
研究概要

本研究は、構造を有する材料の破壊挙動をより包括的に扱えるメソスケールの計算力学的手法の構築を目的とした。すなわち、計算不連続体力学モデルによる多結晶脆性固体の二次元メソ解析アルゴリズムを、繊維、粒子(特別な場合としてボイド)などを含む多相材料に適用し、それらが構成方程式、破壊強度などに及ぼす影響を定性的、定量的に把握するとともに、その結果に基づいて均質化法、損傷力学などのマクロなモデル化を評価、改良することを試みた。特に、海洋構造用新素材としての期待度から、セラミックス、コンクリートなどを母材とする複合材料のモデル化に重点を置いた。
具体的には以下の項目を実施した。(1)構造を有する材料の一例として、マイクロインクルージョン(特別な場合として、マイクロボイドも含む)を含むマイクロクラッキング脆性固体の二次元メソ解析アルゴリズムを構成した。この際、マイクロインクルージョンの割れも考慮した。(2)構造を有する材料の一例として、繊維を含む脆性材料の二次元メソ解析アルゴリズムを構成した。(3)マイクロインクルージョンあるいは繊維を含む脆性固体がマイクロクラック損傷を伴う場合のマイクロ弾性定数計算を行なった。(4)マイクロインクルージョンあるいは繊維を含む脆性固体の損傷発展に関する非定常計算を行なった。(5)マイクロインクルージョンを含む脆性固体のR曲線(亀裂進展抵抗曲線)挙動を計算し、メソスケールの構造と破壊靱性の関連について考察した。この際、マイクロインクルージョンの変態塑性を考慮した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 都井裕・清末考範: "マイクロクラッキング脆性固体のR曲線挙動の二次元メソ解析" 日本機械学会論文集(A). 62・598. 1488-1495 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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