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BT菌株への殺虫性タンパク質遺伝子導入ベクターの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08660063
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 蚕糸・昆虫利用学
研究機関北海道大学

研究代表者

浅野 真一郎  北海道大学, 農学部, 助手 (60222585)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードBacillus thuringiensis / cry gene / promoter / vector
研究概要

B.thuringiensisにおけるinsecticidal crystal protein(ICP)の発現制御機構が近年、いろいろなICP遺伝子について行われてきた。研究代表者は、B.thuringiensisのICP遺伝子発現ベクターを構築し、各種ICPを発現させることが可能となった。また、B.thuringiensis菌株から各ICP遺伝子のプロモーターをクローニングし(cry1A遺伝子プロモーター、cry2A遺伝子プロモーター、cry3A遺伝子プロモーター、cry4A遺伝子プロモーター等)各種プロモーター制御下でのそれぞれのICP遺伝子の発現制御機構について解析した。cry1Aとcry4A遺伝子に関しては、そのプロモーターでの発現制御機構が、詳細に調べられているがcry2A遺伝子に関してはこの遺伝子のプロモーター制御下でのICP遺伝子発現制御機構は調べられていなかった。cry2A遺伝子プロモーター発現制御機構を調査した結果、cry2A遺伝子の発現は、その上流域に存在する2つのorfの上流に存在するB.thuringiensisの他のcry遺伝子にも共通して見られる、BtIプロモーター制御下で発現されることがプライマーエクステンション法を用いた調査で明かとなった。crylA遺伝子プロモーターの発現制御機構と併せて、新たにcry2A遺伝子プロモーター発現制御機構について本実験で明らかにし、B.thuringiensis遺伝子導入ベクターを2種類構築することができた。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 浅野眞一郎: "PCR法によるBacillus thuringiensis cry遺伝子同定法の確立と新規B.thuringiensis菌株の発見" 北大農邦文紀要. 19・7. 529-563 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 橋本直樹: "cry1A(a)遺伝子プロモーター制御下におけるBacillus thuringiensis ICP遺伝子の発現" 日本蚕系学雑誌. 65・3. 185-191 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Jun Sasaki: "Insecticidal Activity of the Protein Encoded by the cryV Gene of Bacillus thuringiensis kurstki INA-02" Current Microbiology. 32. 195-200 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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