研究課題/領域番号 |
08660211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
林産学
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研究機関 | 東北工業大学 |
研究代表者 |
梨原 宏 東北工業大学, 工学部, 助教授 (40128971)
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研究分担者 |
雫石 勝蔵 東北工業大学, 工学部, 助手 (00085482)
吉田 旺弘 東北工業大学, 工学部, 助教授 (50085479)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 高齢者 / 道具 / 木質環境 / 木材加工技術 / 心身機能低下 / 設計手法 / 要素設計 / 使用性 / 生活用具・設備 / 木質環境特性 / 心身機能の低下 / 要素技術 / 素材と構成 |
研究概要 |
(1)心身機能の低下と木材の性質との関係を分析し、高齢化をとらえた道具への木材適用の意義を明らかにすると共に、設計要求と木材要素技術を分析した。 (2)現在市販されている高齢者対応製品の木質環境化事例を抽出し、その種類と木材技術、機能を明らかにした。また地域における木材の適用事例を調べた。 (3)木製化可能な道具、設備のアイデアを展開し、抽出した具体化可能な道具、設備を約20数点の設計概念を構築した。そして固有の設計項目と共通の設計項目を明らかにし、共通設計項目から、具体化に導くための木材技術を明らかにした。 (4)2点の木製化設計を提案し、木材適用の効果を探った。一つは台所で使用する作業いすで、さまざまな動作と姿勢に対応できる融通性に富んだいすである。一つは木質環境を持つ、オフィスのインテリア設計の提案であり、これからのオフィスのありかたを示した。 (5)車いすを使用する高齢者の身体寸法と車いすの寸法との適合性について調査分析し、高齢者の身体寸法のばらつきは大きく、標準寸法という考えかたは見直しが必要であること、個々の身体寸法に合わせた道具の提供が不可決であることを明らかにした。 (6)加齢にともなう道具、設備の木材を用いた道具の使いやすさの評価方法を構築した。
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