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甲殻類のコレステロール要求量の新評価法

研究課題

研究課題/領域番号 08660254
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 水産化学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

手島 新一  鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041704)

研究分担者 越塩 俊介  鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (60186666)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードコレステロール / オニテナガエビ / クルマエビ / 要求量
研究概要

本研究では、甲殻類のコレステロールの要求量(mg/g体重/日)を要因加算法、すなわち維持(maintenance)や体コレステロールの増加(body retention)に必要な外因性のコレステロール量を求めようとした。
(1)まず、指標物質の分析と稚エビに対する適性を検討するために、飼料コレステロールおよび二重指標物質(コレスタンおよびn-アルカン類)の同時定量法の開発を行った。すなわち、ガスクロマトグラフィーを用いて、コレスタンおよびn-アルカン類(C_<28>、C_<30>、C_<32>、C_<34>)を同一のカラムで分離、定量を行い、つぎに、甲殻類(クルマエビおよびオニテナガエビ)に試験飼料を給餌して、二重指標物質法による摂餌率と飼料コレステロールの消化吸収率の測定条件を決定した。
(2)次に、甲殻類(クルマエビ、オニテナガエビ)の摂餌率とコレステロール吸収率の測定を行った。カゼインおよび魚粉を主なタンパク質源とする試験飼料を用いて、クルマエビおよびオニテナガエビの稚エビにおける体コレステロールの維持に必要なコレステロール量および最大成長時の体コレステロール質の増加量を飼育実験および体組織の分析によって求めた。
(3)上記(2)の飼育実験の前後におけるエビ体組織および飼料のコレステロールの定量を行い、維持および体コレステロールの増加に必要な外因性コレステロールの必要量を求め、クルマエビのコレステロール要求量を推定した。
(4)さらに、クルマエビの場合と同様な実験を行い、オニテナガエビのコレステロール要求量を検討した。すなわち、カゼインおよび魚粉を主なタンパク質源とする試験飼料を用いて。オニテナガエビの稚エビのコレステロールの要求量を求めた。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 手島新一、石川学、越塩俊介、金澤昭夫: "オニテナガエビにおける飼料コレステロールの必要性" Fisheries Science (受理済み). (発行予定).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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