研究課題/領域番号 |
08660310
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業機械学
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研究機関 | 東京大学 (1997) 宇都宮大学 (1996) |
研究代表者 |
芋生 憲治 (芋生 憲司) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40184832)
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研究分担者 |
竹永 博 宇都宮大学, 農学部, 教授 (30007992)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 太陽熱 / 太陽エネルギー / 吸収冷凍 / 夜間冷房 |
研究概要 |
環境に与える負荷の小さい温室夜冷システムを開発するため、太陽熱をエネルギー源とする昼夜間欠式吸収冷凍機の実験装置を試作した。動作を確認するための実験を行い、その結果から熱収支を計算した。昼の集熱と夜の放熱を行う再生・放熱器は、平板型の太陽熱集熱器を改造して製作した。吸収器は真空容器の内部を分離層,吸収層,タンク層に分割して使用した。気液の接触面積を大きくするため、吸収層にはポリプロピレン製の中空ボールを充填した。冷媒として用いる水を昼に凝縮させ、また夜に蒸発させる蒸発・凝縮器は、銅管を使用して製作し、伝熱を良くするためフィンを取り付けた。吸収液として臭化リチウム水溶液を用いた。実験の結果、試作した昼夜間欠式吸収冷凍装置は、原理的には問題なく作動し、昼の太陽熱による吸収液の濃縮と、その濃縮液を利用した夜間の吸収冷凍効果を確認することができた。実験の結果、次のことが確認された。 1.吸収液の再生に必要な温度で、集熱できた。 2.吸収実験において、吸収液の吸収能力は十分であった。 3.吸収熱による温度上昇は許容できる範囲であった。 4.吸収液の析出は見られなかった。 5.凝縮器の伝熱面積をできるだけ広くとる必要がある.
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