研究課題/領域番号 |
08660343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用動物科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松井 徹 京都大学, 農学研究科, 助教授 (40181680)
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研究分担者 |
樋口 京一 京都大学, 胸部疾患研究所, 講師 (20173156)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | メンヨウ / インスリン様成長因子-I / インスリン様成長因子-II / 軟骨 / タンパク質欠乏 / 肝臓 / タンパク質栄養 / IGF-I / IGF-II / 筋肉 / 脂肪 |
研究概要 |
成長板軟骨におけるIGFs遺伝子の発現とタンパク質栄養との関連を明らかにするために、若齢メンヨウに低タンパク質飼料または正常タンパク質飼料を給与し、肋骨成長板軟骨中のIGFs遺伝子発現を全転写産物に対応するプライマーを用いて検討した。あわせて、血漿中IGFs濃度を測定した。平均体重20kgの去勢雄メンヨウを4頭を2区に分け、対照飼料期(飼料中粗タンパク質含量:17.5%)およびタンパク質欠乏飼料期(飼料中粗タンパク質含量:4.9%)からなる反転試験に割り当てた。なお、エネルギー摂取量はNRC飼養標準の要求量を満たすようにした。低タンパク質飼料給与により、体重増加は明らかに抑制された。血漿中IGF-I濃度は低タンパク質区において低値を示した。一方、血漿中IGF-II濃度はIGF-I濃度と比較し著しく低く、飼料中タンパク質含量の影響を受けなかった。成長板軟骨中IGF-I遺伝子転写産物量はタンパク質欠乏により低下する傾向が認められたが、有意な差とはならなかった。また、成長板軟骨中IGF-II遺伝子転写産物量はタンパク質欠乏による影響を受けなかった。以上の結果からタンパク質欠乏による成長抑制は血中濃度ならびに軟骨成長板で発現しているIGF-II量とは関連がないことが示唆された。一方、タンパク質欠乏は血中IGF-Iならびに軟骨におけるIGF-I遺伝子発現に影響を及ぼし、タンパク質蓄積ならびに骨成長抑制に関与する可能性が示された。
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