研究課題/領域番号 |
08670117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 宮崎医科大学 |
研究代表者 |
和田 明彦 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (30131949)
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研究分担者 |
山本 隆一 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (10094111)
小林 英幸 宮崎医科大学, 医学部, 助教授 (40148953)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | Sodium channel / Down-regulation / C kinase isoform / Western blot / Northern blot / Binding / Internalization / Gene expression |
研究概要 |
ウシ副腎髄質細胞(発生学的に神経堤に由来する)の培養系において、細胞膜Naチャネルのdown-regulation(平成7年度報告)に関与するCカイネース(PKC)の分子種を同定し、さらに、その細胞内機序を検討した。 1.副腎髄質細胞には、PKCファミリーの内、α、ε、ζのみが存在することをウエスタン・ブロットで示した。PKC活性薬TPA、PDBu処理により、α、εは細胞質より膜分画に速やかに移行し、15時間後においても膜に結合していた。 2.TPA、PDBuは、濃度および時間依存的に、細胞表面^3H-サキシトキシン結合のB_<max>を減少(K_dは不変)させたが、これは薬物処理15時間後に最低値に達した。 3.ノザン・ブロットでは、TPA、PDBu処理1時間後に、NaチャネルαサブユニットmRNAレベルは低下し始め、6時間後に最低値に達したが、他方、βサブユニットmRNAはむしろ増加した(生物学的に不活性な4α-TPAは効果がなかった)。TPAの濃度-作用曲線は、^3H-サキシトキシン結合低下のそれと一致した。TPAの作用は、PKC阻害薬、さらに、蛋白合成阻害薬により阻止された。TPA存在下では、αサブユニットmRNAの半減期は著しく短縮した。 4.Go6976(PKCα、βの選択的阻害薬)、thymeleatoxin(PKCα、β、γの特異的活性薬)を用いて、(1)αサブユニットmRNAの不安定化にはPKCεが、また、(2)細胞表面Naチャネルdown-regulationには、PKCαが関与していることを、明らかにした。
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